伝えている「つもり」で伝わっていない、英語っぽい日本語

カタカナ英語 カタカナ英語

「アイ アム オーエル!」
(“I am an OL”)

私はOLです! 

残念ですが、外国人には通じないのです。

(あ、そうか!OLって略しちゃってるからかな。)

「アイ アム オフィス レディー」
(“I am office lady.”)

いい発想ですが、残念。これもまた、通じないのです。

(冠詞も意図的に抜いています。抜いて話す方が多いので)

なぜでしょうか。

「五感教育」の専門家、サンシャインマキです。

私の生徒さんにはお仕事をされていらっしゃる女性が多く、
自己紹介でよく「OL」という表現を使われます。

日本では当たり前のように使われているこの単語、

アルファベットだし、英語!

と思っていらっしゃる方が圧倒的に多い・・・

でも実は、

「OL」も「Office Lady」も、日本で作られたカタカナ英語。

カタカナ英語

 なので、どれだけ伝えようと思っても、発音良く話したとしても

伝わらないのです。

それが、カタカナ英語の怖さの1つ。

英語を話している「つもり」で、実は
日本語を話しているのです。

OLは、該当する英語の単語がありません。

office workerがオフィスで働く人を一般的に伝える単語なので、
female office worker ⬅female「女性」という単語を付ければ
よいかもしれません。

私なら、男女差別する必要はそもそもないと思いますので

I am an office worker.
私はオフィスで働いています。

で良いと思います。

ちなみに、職業は、自分の性格等ではなく、名詞なので
「a/an/the」等が必要になります。

せっかく英語を学び、英語で会話しようと思っているのであれば、

日本に多く存在するカタカナ英語を把握して、

伝わる英語を話しませんか?

 

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