さて、音ききパーソナリティーナビゲーターとして、五感の中でやはり一番注目したいのは、「聴覚(Hearing)」
音を楽しめる、音と共存することができるようになると、本当に表現力も豊かになるし、まず心が豊かになりますよ!
子供の頃から、この音はこういう音。とインプットさせられた。
そして、子供の頃から「音」として認識していない、存在すら意識してなさすぎて気づいていない「音」がたくさんあります。
そうすると、語学にもつながりますが、非常に閉鎖的な音の感覚しか味わうことができません。
音って別に、「音を鳴らそうと思って出た音」だけが音ではなく、「音楽」だけが音ではなく、
自然に、いたるところに存在します。
水の音一つ、犬の鳴き声一つ、風の音一つにしても、視覚の時にお伝えした「雲」と同じで、全く同じ音などありません。
人間の声だって同じです。全く同じ声を持っている人はいません。
だから「声」はその人の「イメージ」を現すとも言われています。
常日頃生活をしていて、一番身近な音は「鼓動」だと以前お伝えしました。
でも、簡単に聞こえるものではありません。では日常生活の中で、どのような音をいつも聞いているのでしょう?
子供の耳は大人より繊細です。
いろいろな音に興味を示しているし、すごく小さな音にも反応したりしています。
- 「なんだろう」
- 「近いかな、遠いかな」
- 「危なげなおとかな、快適なおとかな」
- 「強いかな、弱いかな」
いろいろな想像ができます。
そしてその音の表現も多種多様にできます。
水を聴いて「ぴちょぴちょ」なのか「ぴちゃぴちゃ」なのか。
正解はありません。聞こえたままをストレートに表現するだけで、非常に感性がゆたかになります。
料理の音。階段の音。外の風の音。
なんでもいいので、子供と一緒に聴いてみてください。そうすることで、今自分に必要な音が何かもわかってくるかもしれません。
(この、自分に必要な音、について詳細は音ききのマキにお尋ねくださいね★)
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