自分の五感(聴覚)を信じて犬が鳴いているのを聞いたとき、本当に「わんわん」って聞こえますか?
子供にも、ホンモノの犬の鳴き声を聞かせる前から、「わんわん」と教え込んでしまっていませんか?
「五感教育」の専門家、サンシャインマキです。
まず次に挙げるカタカナが日本語だったら、どう感じますか?
「ゴンゴン」何か叩いてる?
「ホンホン」何かサイレン?
「ハウハウ」なんか息切れ?
「モンモン」擬態語で、なんか納得していない様?悶々?
「ウフウフ」擬態語で喜び?
では、これらが日本語読みのカタカナだとして、他国が共通したある「音」を表しているとしたら、何を想像できますか?
「ゴンゴン」「ホンホン」「ハウハウ」「モンモン」「ウフウフ」
・・・・全くわかりません。。よね笑 (ヒントは今日の画像と、トップでの私の質問です!)
もう一度言いますが、共通の音です。国が違うだけ。
もう一つ出しましょう。
「バウワウ」
ここでわかった方は多いかもしれませんね。
では最後に、日本でこの音はどのように表現しているかお伝えしましょう。
「ワンワン」
はい、これはすべて犬の鳴き声を表現しています。
たとえ同じ犬を世界中旅行させても、鳴き声は変わりません。しかし表現は変わるということです。
どういう意味でしょう?
・言語により発音が違い、その発音を使った形で表現をするために変わってくるということ
=つまりその国の発音を知らなければ、その国での表現をすることができないということ
・日本ではどんな犬でも、誰が聞いても「ワンワン」ではないということ。キャンキャンかもしれないし、ウォンウォンかもしれません。
=つまり、固定観念を持つ必要はなく、聞こえたとおりに表現をしてみると、いろんな発音が自然に学べてしまうかもしれないということ。
面白くありませんか?
我が家ではしょっちゅう娘に対して、
「どうやって聞こえた?」と質問します。
実にバラエティに富んだ答えが返ってきますよ。
本来は、感性に従って、聞こえた音をそのまま表現する、ただそれだけで
耳はもっときちんと「聴こう」と意識するし、結果的に感性はもっともっと豊かになりますよ。
余談:
【ゴンゴン(インドネシア)、ホンホン(タイ)、モンモン(韓国)、ハウハウ(アラビア)、ウフウフ(オーストラリア)】
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