3歳の娘はボールが大好き。
普段は柔らかいボールが大好きで、当たってもいたくないものを大小使って投げたり蹴ったり。
結構上手です。
サッカー好きな母の影響でしょうか・・
さて、先日娘が台所でビー玉をころころして遊んでいたところ、いきなり一つポーンと投げて、私の頭を直撃しました。
非常に楽しそうな笑顔だった娘の顔が、一瞬にして「ママ大丈夫・・・?」の顔へ、泣きそうな顔へと変わりました。
ここで・・・「なんてことするの!危ないでしょ??痛いじゃない!」と頭ごなしに怒っていたら、、、。
子供はどんな気分になるでしょう・・。
非常に痛かったのですが、悪気があってやったわけではないことがわかっているので聞いてみました。
「痛かったけど大丈夫。でもなんで投げたの?」
「だってこれもボールだと思ったんだもん。投げていいと思ったんだもん。」
泣きそうに、きちんと話してくれました。
「そっか、ビー玉もボールみたいにコロコロするもんね。でもね、ほら、こんなに小さいから、投げちゃったらどこにいっちゃうかわからないでしょ。そして、ほらね、触ってご覧。こんなに固いから、人に当たったら痛いし、物に当たったら割れちゃうかもしれないよ。ママが最初に教えてあげればよかったね。ビー玉はね、さっきみたいに、こうやってコロコロ転がして遊ぶんだよ。これからは、気を付けようね。」
「うん!ママごめんね」
「大丈夫よ、やさしいね、ありがとう★」
これでおしまい。
娘は罪悪感も残らないし、怒られる経験をした、とも思わないでしょう。でも、相手を思いやる気持ち、ビー玉の遊び方、誤って投げてしまったらどのようになるか、を「実体験」を通して学んだことになります。